去年のことになるのですが、父方の親戚が保有していた土地と建物を相続して売却する必要に迫られました。

急いで売る必要はなかったのですが、住宅や土地などはただ持っていても税金がかかるだけなので早めの売却が望ましいと周囲からのアドバイスされたので、年内売却を目指していろいろと情報収集を行なってみました。

そこで知ったのですが不動産の売買はその気になればかなり簡単に済ませられるようでした。

一万円でも高値で不動産を売りたい、ちょっとでも値切って不動産を買いたいといった意欲がないようなら、売買を1ヶ月から2ヶ月程度の短期間で終えることも可能なようでした。

そこで地域密着型の個人経営タイプの不動産業者の方に協力してもらい、早期の処分をお願いしたところ本当に1ヶ月半で土地と建物を現金化することができたので、正直少し驚きました。

 

そもそも一戸建て住宅やマンションの一部屋などを購入したい、すでに所有している住宅を売って現金化したい、そんなときに行うのが不動産売買だと言えます。

不動産売買というのは基本的に個人が勝手に行うものではありません。

住居の場合でも事務所や工場の場合でも地域に誰が所有しているのかの届けを出さなければいけない上に、様々な面倒な手続きがあるため不動産業者に間に入ってもらうことが大半となっています。

個人間の住宅や店舗などの売買も不可能ではありませんが、不動産業者に勤めているスタッフなどの専門家にサポートをしてもらったほうが圧倒的にスムーズに話が進んでいくという認識を持っておくといいでしょう。

→売買契約を結ぶ~不動産基礎知識:買うときに知っておきたいこと

逆に言えば賃貸物件の仲介業を主に行っている不動産業者ではなく、不動産売買を専門的に行っている不動産業者の助力さえ得られれば住居や店舗の売却などはかなりスムーズに進みます。

購入に関しても同じことが言えますが、新築の不動産を購入するのは売却に比べて簡単なので、買う側としては仲介業者の選定にあまり時間をかける必要などはないとも言えます。

単純に通いやすいところにある不動産業者を選んでしまっても構いません。

売却する側としては不動産を高値で売りたいのか、時間をかけずに売りたいのか、新しい買主を探すのではなく個人間で売買契約を結びたいのかなどにとって利用する不動産業者を変えるといいでしょう。

とくに節税対策などで時間をかけず短期で不動産売却を果たしたいようなら、スピードに自信と実績があるといった不動産業者を中心に探すことをおすすめします。

値段やスピードではなく、とにかく不動産売買を手間をかけずに簡単に済ませたいと考えているなら不動産業者サイドに売買手続きを丸投げしてしまうというのも一つの手です。

業者の目線で最適だと捉えられるような売買契約が発生した段階で、売主や買主に連絡を入れてもらうなどといった方法が取れるようになっているため、煩わしい不動産に関する悩みなどを抱えたくないという方には丸投げを推奨できます。

しかし不動産業者一社にのみ売買査定を行ってもらい、言いなりになるような形で不動産売買契約を進めていってもらうというのは危険です。

本当に信頼できる、全てを一任できると納得できるような査定結果を出してくれるような不動産業者が見つかるまで何社にでも査定を依頼することが必要だとも考えておいてください。

この点に関してはどれだけ面倒でも妥協しないほうが無難だと言えます。

残念なことに顧客のことを蔑ろにして、自社の利益や自分の営業成績ばかりを求めるような不動産業者のスタッフがいるというのも事実だからです。

売買査定の見積もり出しだけなら無料で引き受けてくれるといった不動産業者が大半ですので、不動産売買を検討したらとりあえず複数の会社に査定依頼を出すことから始めるといいでしょう。

 

また不動産業者によっては顧客の囲い込みのために専任媒介契約や専属専任媒介契約を勧めてくることもありますが、こちらに関しても本当に信頼できそうなところとのみ契約するように心掛けてください。

あまり良くない不動産業者と専任媒介契約や専属専任媒介契約を結ぶのよりは、一般媒介契約で複数の業者に買い手や売り手を探してもらったほうがお得な不動産購入や売却ができるためです。

何をおいても不動産業者の選定に時間を入れて、丸投げはその後に行うようにするといいと言えます。

実際に不要な不動産を売ったことがある身としては、不動産業者の選定さえ誤らなければいい条件で不動産を売ることは可能だと断言できます。

実績だけでなく担当になってくれる不動産業者のスタッフの対応や言葉遣いなどで仲介してもらうかどうかを決めるといった方法もおすすめですので、不動産業者のホームページに書かれている実績だけでなくスタッフの人柄にも気をつけてみてください。

出典:マイランド

あくまでも個人の体験談ですが、希望していた売却額通り満額で不動産の買い手が付きましたので、無理に値引きをせずとも不動産を処分することは可能なのだということも言っておきたいです。